今日はドルインデックスと円インデックスの分析をおこなっていきます。
FXでドル円トレードしている人は、ドル円のチャートしか見ない人が多いですが、米ドル単体の強さと円単体の強さを表すチャートを確認することでトレードのクオリティもあがってきます。
・米ドル単体の強さを表すチャート・・・ドルインデックス
・円単体の強さを表すチャート・・・円インデックス
まずはドルインデックスを見ていきます。

下降気味だったドルインデックスが直近では急上昇しており、ドルに勢いがあることが分かります。
ただ、日足チャート上、ストキャスが買われすぎでデットクロスしそうなところと、直近の高値に迫ってはいますが抜けていないところには注目しておいたほうがいいです。直近高値はFR(フェボナッチリトレースメント)の23.6%ラインでちょうど反応し下落しました。ここはこの画像には写っていないですが、大きな上昇波からとったFRラインで、強いレジスタンスラインになっています。過去にもこのラインを超えられず下落しているのが分かります。ここを抜けられない場合、おそらくドルは下落していくでしょう。
次に円インデックスを見てみます。

激しい下落からなんとか持ち堪えています。ここだけ見るとさらに下落するのではないかと思う人はいると思いますが、よく見ると
・逆ヘッドアンドショルダーズを形成している
・日足チャート上、ストキャスが売られすぎからゴールデンクロスをしている
・下落が始まる波の上から引いたFE(フェボナッチエクスパンション)ラインの4.618で上昇反発している
このような条件が揃うと相場の転換、つまり上昇していく可能性が高いです。
ドルインデックス、円インデックスを比較した結果は以下のようになります。
・ドルインデックスは今後下降する可能性がある
・円インデックスは上昇する可能性が高い
以上のことからドル円チャートは下がる可能性が高い
ことが言えます。
今回、ドル単体の強さと円単体の強さを表すチャートを用いて説明を行いました。このようにドル円チャートだけではなくて通過単体の強さをみて判断することでエントリー判断の精度を上げることができます。ぜひ参考にしてみてください。
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